避難所と避難場所

普段、「避難所」と「避難場所」の違いを意識したことがあるでしょうか?ただ「場」という言葉があるかないかだけなのですが、中味は異なります。
東京都では、これらを以下のように定義し、区分しています。
【避難所】
災害により住宅を失った場合に一定の期間避難生活をする場所。具体的には、小中学校や公民館などの公共施設が該当します。
【避難場所】
延焼火災などが発生した場合に避難する場所。具体的には、大規模な公園や団地、大学などが指定されています。
参考:東京都防災ホームページ(http://www.bousai.metro.tokyo.jp/

しかしながら、これらの定義は、自治体によって異なります。例えば、埼玉県のある自治体では、避難場所と避難所を特に区分せず、学校や公民館などを「避難場所」として表記しています。ところが、さらにその隣接する自治体では、逆に、それらを「避難所」としています。これらの用語の不統一は、当該地域の住民ならばともかく、外部からの訪問者には分かりにくく混乱をもたらしかねないものです。また東京では避難場所も、多くは一時集合場所と広域避難場所とに区別されますが、そうした区別がない自治体もあります。いざというときに、間違った避難が起きないかが心配です。

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